動物引取り車(回収車) レポート    

2003.1.20  於 静岡県東部 某保健センター前 PM1:00〜1:30

このレポートは、左図の広報(市より配布)を見て、
どのような形で、動物の引取りが行われているのかを
確認するために、現地へ出向き、実際にお話を伺ってきたものです。

これは、県より委託された業者のトラックです。

 

トラックの全景  
思ったより、小さなトラックでした。1トン車くらいでしょうか。
業者のおじさんが2名 少し離れた場所で、動物を持ち込む人を待っていました。
業者の方に、話し掛けて、許可を頂き、掲載していますが、一応、公開時には「社名は伏せます」と
言ってあります。

この後ろの大きなドアを開けると、犬用の檻でした。
サイドの観音開きドアには、小さな猫用ケージがあるということ。
この日、ここに来る前に立ち寄り先で、収容された ハスキーMIX
「人を噛んだ」というので、引き取りに出されたとのこと。
澄んだ目をして、私を見つめます。 吼えもせず、暴れてもいません。
一見 とても 優しい顔立ちの子でした。
猫用のケージです。
片側のドアに6つのケージ。この場所の前の待機場所で出されたのは、キジトラ白の2匹の成猫と
目も開いていないだろう 仔猫2匹。
仔猫は 既に絶命しているように見えました。

成猫2匹は、おびえる様子もなく、じっと前を向き、威嚇もしていません。
とても 毛並みもよく、健康そうな2匹 やはり とてもキレイな目をしていました。
 

この日、残り数箇所の待機場所で、引き取りをし 某 山中の一時収容施設に届けられます。
最終的には、浜松の動物センターに移送され、この子たちは、処分されることになるはずです。

憤り:
業者の方にお話を伺ったところ、この引取りに関して、保健所の職員は出てきたり、来なかったりで、
業者の方が、県へ提出する 書類に住所・氏名などを記入させて、引き取っているそうです。
なぜ、出さなければならないのか、引き取り手を探したのか、避妊などの指導は・・???

そういったことは、おそらくほとんど 行われていないのでしょう。
動物を 回収車に引き渡す人は、いとも簡単に、しかも何の罪悪感もなく、この檻に動物を入れて
かえっていくのでしょう。

私には、このわんちゃんも 猫ちゃんも 引き取ってあげることはできません。
自分の無力さと、愛護行政のいいかげんさに、情けなくて、悲しくて、この憤りは、どうしたら良いのでしょう。

幸い、私がお話を伺っている間 この待機場所に動物をつれて来る人はいませんでした。
今日、これ以上の引き取りがないことを祈って、待機場所を後にしました。

report by こげんたスタッフ